Senior Vice-President, Clinical Operations
Baljit (Boo) Samra
自己紹介
アジアパシフィックの臨床開発部門を統括しているシニアバイスプレジデントのバルジット(ブー)・サムラです。私は約30年この業界に身を置いています。キャリアのスタートは製薬会社でしたが、その後はずっとCROにおり、その期間の殆どをパレクセルで過ごしています。それは何故かというとパレクセルの働く環境が素晴らしいからです。私はパレクセルの中でも、IT、クオリティマネージメント、データマネージメント、臨床開発、組織マネージメント、顧客マネージメント等、色々な部門で働いてきました。加えて、イギリス、アメリカ、中国、日本、インド、そして今はシンガポールに居住していますが、世界中のさまざまな国で働く機会に恵まれています。パレクセルはグローバル企業なので、私のように世界の国々で働くチャンスがあることも魅力の一つと思います。
パレクセルの臨床開発部門の方向性
日本は世界第3位の規模の製薬市場ですので、製薬会社、CRO双方にとって大変重要な国です。パレクセルの臨床開発部門は、医薬品開発の最前線で働く部隊で、臨床試験をより早くより効率よく進めるために、デジタル技術やモバイル技術を臨床試験に活用するなどさまざまなイノベーションを積極的に取り入れています。コロナ禍によってイノベーションはいっきに加速しており、CRAの皆さんにとってもよりエキサイティングな環境になっていると思います。
CRA候補者の方々へのメッセージ
パレクセルのCRA職に就くことを検討くださっている方達にお伝えしたいのは、我々の仲間になっていただくうえで、今がまさにベストなタイミングということです。臨床開発の分野でも色々な技術革新が起きており、臨床試験の方法もどんどん変化しています。先に述べたデジタル技術やモバイル技術の導入、患者さんへの直接的アプローチ、リアルワールドデータやリアルワールドエビデンスに代表されるデータの活用など、従来のやり方から進化した新しい方法がどんどん生まれています。
CRAは簡単な仕事かというとそうではありませんが、とてもやりがいのある仕事です。タイムマネージメント、優先順位づけ、出張アレンジなどを自己管理しながら進めていきます。出張は体力が消耗するかもしれませんが、色々な場所を訪れる楽しみもあります。
最近実施したことは、日本のCRA6名を6カ月間アメリカに派遣して現地で仕事をしてもらったことです。この試みにより、日本のCRAの存在感がより一層高まっただけでなく、彼ら彼女たちにとっても人生が変わるような経験になったと思います。このように若い人でも海外で働くチャンスを得られるのは、グローバル企業のパレクセルならではの強みと言えます。
パレクセルのCRAメンバーに対して
まず、皆さんが行ってくださっていること全てに感謝申し上げます。私は皆さんが日々たゆまぬ努力と貢献、そして情熱を傾けて仕事をしてくださっていることを知っています。また、臨床開発を推進するために、皆さんは専門スキルを活用するだけでなく、周囲の人々、また世界中のパレクセル社員と協調しながら仕事を進めてくださっています。パレクセルが”Great Place to Work(働き甲斐のある会社)”となる礎を築いてくださったのは皆さん自身です。パレクセルは本当に人が素晴らしく、私自身、パレクセルでのキャリアを通して世界中の数多くの人々との友情を育んできましたし、それができるのがパレクセルと思っています。